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2022.06.25

擁壁(ようへき)と法面(のりめん)ヲ解く!

こんにちは。
不動産アドバイザーの森本です☆
梅雨に入ったはずですがさすがの「晴れの国 岡山」雨が少ないですね~。
蒸し暑さにバテてしまいそうです・・・。
体調管理をしっかりして乗り切りたいですね(^_-)-☆

さて、本日は「擁壁」や「法面」についてお話いたします。


(きっしー):ハイ!ハイ!ハイ! ソレ難しい漢字だけど、知ってるよ!
これは、擁壁(ようへき)と法面(のりめん)って読むんだよね!

(森本):そう。すごいわね!
まず、擁壁とは、高低差のある土地で、側面の土が崩れるのを防ぐために設置される壁状の構造物をいうの。
たとえば、隣家との間に土の安息角(※1)を超える大きな高低差が生まれる可能性がある場合、
強固なコンクリートなどで支えなければ、土・建物の荷重や雨水の水圧で崩れてしまう危険性があります。
擁壁には、崖の崩落リスクを防止し建物を守る役割があります。
※1 安息角(あんそくかく)とは、土や砂が滑り出さない限界の角度のこと。土は、積み上げると重力により横に崩れようとする水平方向の土圧(横圧)がかかり、安息角に近づこうとする性質があります。横圧は、下に行けば行くほど高まります。一般的な角度は35度前後と言われています。

(きっしー): 擁壁が必要な物件のイメージは、高台や丘上にある眺めの良い物件ですね!
日当たりも良さそう♫

(きっしー):じゃ、次は法面(のりめん)について教えて!森本さん!

(森本):法面とは、主に地盤の傾斜面をいいます。道路や宅地を造成するときに、山を削ったり、土を盛ったり(※2)して形成される人工的に作られた傾斜地のことです。
結構な面積を占める法面も少なくないですから、ベスト不動産の物件資料に法面部分◯◯㎡と記載のあれば、それが土地の面積に含まれているのか確認しておきましょう!
※2 山の斜面などを切り取ってできた新たな斜面のことを切土法面、土を盛ってできた新たな斜面のことを盛土法面といいます。

(きっしー):身近な法面でいうと、百間川や旭川で見られる土手の堤防斜面ですね!

(森本):基本的には、土地に切土法面や盛土法面がある場合、擁壁が必要になることがほとんどです。
擁壁で気をつけないといけないのが、建物を建築する時に、既存の擁壁が現在の建築基準を満たしていない場合や、擁壁に大きなクラックや膨れなどが見られる場合です。
擁壁の安全性が確認できない場合は、新たに建築をしようとしても行政からストップがかかります。

(きっしー):そのまま使い続けて、もしも擁壁が崩壊したら・・・。
周囲の家はもちろん、住んでいるご自身の命も危険ですね!

(森本)その場合、補修もしくは最悪の場合は擁壁工事のやり直しが必要になります。
やり直しの費用は驚くほどの高額にもなり得ますから、事前にしっかりと不動産屋さんや建築メーカーに調査を依頼してから購入されることを強くおすすめいたします。

(きっしー):広くて安い土地を見つけて「ラッキー☆」とは、そう簡単にはいかないものなんですね。
実は昨日そんな物件をベスト不動産のホームページで見つけたんだけど。今日、森本さんに相談しといて良かった~!笑

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